石見銀山史跡 勝源寺

 勝源寺と隠れキリシタン 



(隠れキリシタン地蔵)

 これは、寛文8年(1668年)、武士が子供の菩提を弔う為、奉納したもの。杖の上部に十字架が彫り込まれ、衣の皺も十字模様になっている。
 キリスト教は、スペイン・ポルトガルの宣教師によって、日本に持ち込まれた。宣教師には2つの顔があり、1つは布教活動、そしてもう1つは、銀山の調査だったという。
 ヨーロッパの進んだ鉱山技術と共に、その教えは広まったが、改宗した人々を待っていたのは、長いキリシタン弾圧の時代だった。

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